車の盗難だけではなく、車上荒らしへの防犯対策も重要です。車上荒らしは車内に放置された貴重品を狙う犯罪で、防犯のためには車内に貴重品があると悟らせないことが重要です。
車内を見せない工夫
【荷物はトランクなど見えないところに収納する】
車上荒らしは、車内に置いてあるバッグや荷物などを狙います。貴重品はもちろんのこと、一見すると価値がなさそうに見えるものでも、犯人が転売目的で盗む可能性があります。
そのため、荷物は基本的に置かないことをおすすめしますが、どうしても車内に置く場合はトランクやシート下収納などを利用し、車内からは見えないようにしましょう。トランクに荷物を収納するのが難しい場合は、後部座席の足元に置くなど、犯人が容易に見えない場所に置きます。
【トランクカバーを使用する】
トランクカバーは、トランク内の荷物を隠すアイテムで、犯人に車内に荷物があることを悟らせません。トランクカバーには様々な種類があります。車種に合ったものを選びましょう。
【サンシェードを活用する】
サンシェードは、日差しを遮るために使用しますが、車内を見えにくくするのにも役立ちます。フロントガラスだけでなく、サイドガラスにもサンシェードを取り付けることをおすすめします。
【車内を暗くする】
車内が暗いと、外からは物があるかどうかわかりにくくなります。車内照明を消灯するだけでなく、ダッシュボードカバーなどを活用して、車内を暗くしましょう。
【プライバシーガラスにする】
プライバシーガラスは、車内を外部から見えにくくするガラスです。プライバシーガラスに交換することで、被害を防ぐ効果が期待できます。
【その他】
車内清掃を怠らない、防犯ステッカーを貼る、駐車場所を選ぶなど、ほかにも対策方法はあります。車内が汚れていたり、防犯ステッカーが貼られていない車は、犯人に狙われやすいと言われています。
車内清掃を怠らず、防犯ステッカーを貼りましょう。また、駐車場所も重要です。人通りの少ない場所や暗い場所は避け、明るい場所や防犯カメラが設置されている場所に駐車しておくだけでも防犯対策になります。