車の盗難被害を防ごう!狙われやすい車種と対策道具を選ぶときのポイント
車の防犯対策として専用の道具などを取り入れる際は、車体価格や盗難被害の多さで予算を決めることが大切です。盗難被害に遭いやすい車種を知って、必要な防犯対策を練りましょう。
盗難被害が多い車種と、防犯対策効果を高める道具の選び方を解説します。大切な愛車を守るためにお役立てください。
車の盗難に要注意!狙われやすい車種とは?
車の盗難被害はすべての車に可能性があります。しかし、狙われやすい車種があるのも事実です。ここでは、防犯対策を強化するため、狙われやすい車種について解説します。
車両盗難は特定の車種が狙われやすい
車両の盗難被害が多いのは、やはり人気車種です。高級車が狙われやすいのは当然ですが、一般的に乗られている車種もターゲットにならないわけではありません。
日本車は国外でも人気が高く、トヨタのプリウスやランドクルーザーが代表的です。そういった車は正規ルート以外でも取引数が多く、高値がつくため狙われてしまいます。
新車ほど狙われやすいですが、日本車はパーツとしての価値も高いです。そのため古い車でも車両を盗難されたり、一部のパーツが盗まれたりする可能性があります。
盗難のターゲットとして狙われやすい車種
車両の盗難被害に遭いやすい車種として、以下が挙げられます。
- プリウス
- アクア
- ランドクルーザー
- レクサス(LX・LS)
- クラウン
- ハイエース
- アルファード
- ヴェルファイア
- ヴェゼル
特にプリウスやランドクルーザーは狙われやすい車種といえます。
しかし、上記以外の車が狙われないわけではありませんので、ご自身の車種が該当していなくても防犯対策を適切に行うことが大切です。
【車の防犯対策】愛車を守るための防犯グッズをご紹介!カバーも重要?
車の盗難防止・防犯対策用の道具を選ぶポイント
いろいろなタイプがある車の防犯対策道具。選ぶときのポイントを押さえて、より高い効果を発揮させましょう。
複数の防犯対策をする
複数の防犯対策がされていれば、解除に時間がかかると判断されて狙われにくくなります。車の窃盗を行う犯人は、時間をかけることをとても嫌うからです。
また、防犯対策が強固な車は、イモビライザーや追跡装置など、見ただけではわからない対策がされている可能性も高いと判断されます。犯罪者にとってはリスクが大きい犯行になるため、ターゲットから外れる可能性が高くなるでしょう。
タイプの違う車の防犯対策を行う
複数の防犯対策をするうえで意識したいのは、違うタイプの道具を組み合わせることです。
防犯対策の道具には
- 犯行を防ぐ、時間稼ぎをするタイプ(固定器具、イモビライザーなど)
- リスクを高めるタイプ(防犯カメラ、警報機、センサーライトなど)
- 車両の追跡を行うタイプ(GPS発信器、追跡アプリなど)
大きく分けてこの3つがあります。
車の防犯対策として、道具をタイプごとに分けて組み合わせ、盗みにくい、盗むリスクが高い状況を作り、万が一のときも追跡できるようにしておけば安心感が高まるでしょう。
防犯対策の予算と精度のバランスを考える
車にかける防犯対策の予算は、「車両の価格+装備品の価格+搭載物の価格」の約5%程度だといわれています。盗難被害が多い車種は少し上乗せしてもよいでしょう。
予算をあまりかけられないときは、安い防犯対策を複数するよりも、強固な防犯対策に絞った方がよいです。安価な製品は精度や強度が低く、肝心なときに動作しない可能性もあります。
特に警報タイプは精度を重視しましょう。振動や音に反応するため、精度が悪いと頻繁に誤作動を起こしてしまうからです。
車の盗難とあわせて車内の防犯対策も強化!車内を見せない5つの工夫
車の盗難だけではなく、車上荒らしへの防犯対策も重要です。車上荒らしは車内に放置された貴重品を狙う犯罪で、防犯のためには車内に貴重品があると悟らせないことが重要です。
車内を見せない工夫
【荷物はトランクなど見えないところに収納する】
車上荒らしは、車内に置いてあるバッグや荷物などを狙います。貴重品はもちろんのこと、一見すると価値がなさそうに見えるものでも、犯人が転売目的で盗む可能性があります。
そのため、荷物は基本的に車へ置かないことをおすすめしますが、どうしても車内に置く場合はトランクやシート下収納などを利用し、車外から見えないようにしましょう。車のトランクに荷物を収納するのが難しい場合は、後部座席の足元に置くなど、犯人が容易に見えない場所に置きます。
【トランクカバーを使用する】
トランクカバーは、トランク内の荷物を隠すアイテムで、犯人に車内に荷物があることを悟らせません。トランクカバーには様々な種類があります。車種に合ったものを選びましょう。
【サンシェードを活用する】
サンシェードは、日差しを遮るために使用しますが、車内を見えにくくするのにも役立ちます。フロントガラスだけでなく、サイドガラスにもサンシェードを取り付けることをおすすめします。
【車内を暗くする】
車内が暗いと、外からは物があるかどうかわかりにくくなります。車内照明を消灯するだけでなく、ダッシュボードカバーなどを活用して、車内を暗くしましょう。
【プライバシーガラスにする】
プライバシーガラスは、車内を外部から見えにくくするガラスです。プライバシーガラスに交換することで、被害を防ぐ効果が期待できます。
【その他】
車内清掃を怠らない、防犯ステッカーを貼る、車の駐車場所を選ぶなど、ほかにも対策方法はあります。車内が汚れていたり、防犯ステッカーが貼られていない車は、犯人に狙われやすいと言われています。
車内清掃を怠らず、防犯ステッカーを車に貼りましょう。また、駐車場所も重要です。人通りの少ない場所や暗い場所は避け、明るい場所や防犯カメラが設置されている場所に駐車しておくだけでも防犯対策になります。
>> 盗難防止・防犯対策に有効!車用カバーやライトなどおすすめ防犯グッズを紹介!
ボディカバーで車を盗難から守ろう!車の防犯対策を強化させるなら!
世界的に人気が高い日本車は、車両盗難のターゲットになりやすいです。プリウスやランドクルーザーをはじめ、人気の車種は特に注意しましょう。防犯対策は多いほど効果的です。予算を決めて、可能な範囲で充実させてください。
簡単に導入できる防犯対策の一つとして、ボディカバーが挙げられます。ボディカバーは防犯対策と車体の保護が同時にできます。他の道具と組み合わせることで、より効果を高めることができますので、ぜひご検討ください。
高品質なボディカバーをお求めなら、仲林工業へお問い合わせください。仲林工業では、様々な車種に対応したボディカバーを取り扱っています。Webサイト・お電話・メールからご注文いただけますので、お気軽にご利用ください。
仲林工業のボディカバーで車の防犯対策!
車の盗難防止を高めるには?
自宅の車の盗難防止対策についてご案内致します。
簡単な方法としては、カバー表面の見えやすい位置に「盗難防止対策中」と、ゴシック体で書いておけば、かなり効果があります。
用意する道具・グッズ
特別な道具やグッズは用意せず、油性のマジックインキの赤で書くのがオススメです。弊社でもこれまで何回とカバー生地に書いておりますが、問題が起こったことはありません。
その他のペンキや塗料につきましては、生地表面の加工と化学反応を起こしたり、雨水に含まれる汚れに分解されて溶け出し、生地を通過してボディに付着、悪影響を及ぼす危険性があります。
(仲林工業からは、どのメーカーさまのどのペンキ、塗料が良いのか等、お知らせすることはできません。そのペンキ、塗料がどのような材質で、どれくらいの陽射しや温度等の環境によってどう変化するのか、確認、保証のしようがないためです。)
ビニールテープによって、「盗難防止対策中」と文字にして貼る方法もありますが、これは剥がれやすく、またテープの糊がペンキや塗料同様、溶け出してしまうリスクがあります。
ポイント
車種名を書くことは、犯人にあらかじめその車種の解きやすいキーや方法、運転等、下調べの準備を与えてしまうため危険です。
「盗難防止対策中」とだけ書いておけば、犯人にとって警戒材料となり、ターゲットから外れやすくなります。
ただ、生地表面に何かを記すことは、厳密に言ってカバーの効果を下げてしまいます。詳しくは、仲林工業がカバーへプリントしない理由をご参照ください。
車のボディカバー自体の盗難・防犯対策(鍵をかけたい)について
車のボディカバー自体に鍵(南京錠等)を付けることはできません。
実際には、カバーのすそ等に穴を開け、そこに鍵を通してロックすることは可能ですが、生地自体を裂かれてしまえばお終いのうえ、カバーに穴を開けることは耐久性も損ない、効果も下がることから対応させていただいておりません。
盗難・防犯対策として鍵を付けることは推奨しませんが、先の「用意する道具・グッズ」で記載した通り、「盗難防止対策中(ベル稼働)」等とカバー表面に書くことによって、カバー自体の盗難・防犯対策として効果があることがわかっています。
また申し上げにくいのですが、季節が秋に入り、特に気温が一気に下がった時期に限って被害が出た場合は、路上生活者の方に防寒用として盗まれてしまっている可能性があります。
この場合は、上記の対策は有効にならず、別の方法を模索する必要があるかもしれません。
盗難・車上荒らしなど車の防犯対策用グッズをお探しの方へ
仲林工業のボディカバーに関するよくある質問
ボディカバーは完全防水ですか?あるいは、完全防水のカバーは作れますか?
生地表面にはっ水加工を施していますが、完全防水ではありません。
完全防水にしてしまうと、カバーの内側が蒸れがちになり、ボディの塗装に悪影響を与える危険性があります。そのため、あえて完全防水にはせず、通気性を保っています。
また、縫い目から雨水が侵入する場合もあります。そのため、オープンカー等で屋根をオープンにしたまま雨よけ代わりにカバーすることもできません。
難燃加工のされた生地、防炎タイプのカバーはありますか?
現在、仲林工業では難燃、防炎加工のされた生地は扱っておりません。理由・詳細につきましてはこちらをご参照ください。
絶対に傷はつきませんか?また、ボディカバーに適していないボディカラー等ありますか?
これに関しましては、物理的にボディに接触するアイテム上、「絶対に付かない」と申し上げることはできません。
「では必ず付くのか」となりましたら、こちらも、「必ず付きます」と申し上げることもできません。理由・詳細につきましてはこちらをご参照ください。